当番世話人挨拶

加藤勝也

第17回当番世話人
加藤勝也

第17回池添メモリアル胸部画像診断セミナーの当番世話人を仰せつかりました、川崎医科大学総合医療センター放射線科の加藤勝也です。歴史ある本セミナーの世話人を務めさせていただきますことを、大変光栄に存じます。

本セミナーは、胸部放射線科医として志半ばで逝去された池添潤平先生のご遺志を継ぎ、若手の先生方を中心に胸部画像診断学への興味を深めていただくとともに、日常診療に役立つ最新の知識を共有することを目的に開催されてまいりました。

今回のテーマは、「読影の仕方教えます」といたしました。 教科書的な知識の羅列ではなく、実際に症例画像を提示し、その画像をもとにエキスパートが「どこに着目し」「どのように思考を展開して診断に至るか」という読影のプロセスそのものを、ライブ感覚で実演・解説していただく企画です。対象疾患としては、肺癌、肺感染症に加え、診断が難しいとされるびまん性肺疾患(間質性肺炎、および間質性肺炎以外)を取り上げます。熟練医の頭の中を覗き見るような、臨場感あふれるセッションになると確信しております。

また、私の専門分野であります職業性呼吸器疾患に関連し、今回は「石綿(アスベスト)」に関連する特別企画も予定しております。画像診断が重要な役割を果たすこの分野について、知識を整理する機会となれば幸いです。

さらに、従来通りのランチョンセミナー、ティータイムセミナーに加え、前回同様に各機器メーカーによる「ショートレクチャー」を企画いたしました。最新の画像診断支援サービスや、AI技術を含む解析技術の情報を短時間で効率よくプレゼンテーションしていただ区予定です。

開催形式につきましては、今年も品川での「現地開催」を主軸とし、後日の日曜日にWeb配信を行う予定です。 やはり現地でこそ味わえる熱気や、講師との直接的な交流は何物にも代えがたいものです。ぜひ多くの先生方に会場へ足をお運びいただき、明日からの読影に直結する「生きた知識」を持ち帰っていただければと思い準備を進めております。

本セミナーをきっかけに、多くの若手医師が胸部画像診断の奥深さに触れ、またご参加いただく全ての先生方にとって実り多き時間となりますことを祈念し、開催のご挨拶とさせていただきます。

第17回当番世話人
川崎医科大学 総合医療センター 放射線科
加藤勝也